
【ソウル=ヘルスコリアニュース】 食品医薬品安全処(食薬処)はリウマチ性関節炎の治療などに使われる「トパシチニブ(Tofacitinib)」、「バリシチニブ(Baricitinib)」、「ユパダシチニブ(Upadacitinib)」の3成分の薬物が心臓麻痺など重症心臓関連疾患の発生危険を増加させることができるとして、3日「医薬品安全性書簡」を配布した。
トパシチニブなど3つの成分製剤はヤニュースキナーゼ(JAK)抑制剤で、関節炎または潰瘍性大腸炎など慢性炎症性疾患の治療に使われる薬物だ。
国内には現在、計46の製薬会社で51品目が許可されている。 ヤニュスキナーゼは免疫と炎症を調節する酵素であるヤヌスキナーゼ(Januskinase,JAK)を抑制する薬物だ。
今回の安全性書簡は1日、米FDA(食品医薬品局)が配布した書簡の内容を確認·検討した結果によるものだ。
食薬処は患者の安全のため、これら三つの成分の薬物に対して心臓麻痺など重症の心疾患、癌、血栓および死亡危険増加内容をボックス警告に追加する予定だ。