
【ソウル=ヘルスコリアニュース】 ファイザー製薬のフィラデルフィア(Philadelphia)染色体陽性慢性骨髄性白血病(CML)治療新薬「ボスルリーフ(bosulif、成分名:ボスチニブ·bosutinib)」が国内でも食品医薬品安全処の許可を受けた。 食品医薬品安全処は、韓国ファイザー製薬が申請した「ボスルリーフ錠」の3つの容量(100·400·500mg)に対し、国内での販売を承認した。
フィラデルフィア染色体は9番と22番染色体の一部遺伝子が互いに入れ替わって作られた染色体をいう。 慢性骨髄性白血病は、ほとんどフィラデルフィア染色体によって発生し、異常な血液細胞が過度に増殖し、非常にゆっくり進行する経過を示す血液癌である。
「ボスルリーフ錠」はフィラデルフィア染色体によって活性化される非正常的なタンパク質の発現を抑制することで異常な血液細胞の過度な増殖を防ぐ。
食品医薬品安全処は「この薬が新たに診断された慢性期のフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病成人患者と以前の療法に耐性または不忍容性を示す慢性期·加速期·急性期のフィラデルフィア染色体陽性である慢性骨髄性白血病成人患者に新しい治療機会を提供する」と明らかにした。[헬스코리아뉴스]