FDA、高危険群対象のファイザー「コロナ19」ワクチンブースターショット許容
[ソウル=ヘルスコリアニュース] 米国FDAが高危険群を対象に投与されるファイザーコロナ19ワクチンの「ブースターショット」を許可した。 ブースターショットとは、ワクチンの免疫効果を高めたり、効力を延長するために一定時間が経過した後、追加接種を行うことを意味する。
FDAは22日(現地時間)、ファイザーコロナ19ワクチン「コミナティ注」の緊急使用承認許可事項を変更、高危険群に限ってブースターショットの接種を許可することにしたと明らかにした。
ブースターショットの接種対象となる高危険群は、△65歳以上△18-64歳のうち重症コロナ19高危険群△18-64歳のうち職業的な理由でウイルスに頻繁にさらされる場合などである。 ブースターショットは接種完了後少なくとも6ヵ月以後に投与される。
FDA局長代行ジャネット·ウッドコックは「科学的な証拠と外部専門家諮問委員会の審議でファイザーとバイオエンテックが共同開発したコロナ19ワクチンに対する緊急使用承認許可事項を修正し、追加容量を許可することになった」とし「接種対象には教師と保育所職員、食料品店職員、ホームレス保護所や刑務所にいる人などが含まれる」と述べた。
ウッドコック権限代行は「ワクチンの安全性および効果に対する新しいデータが持続的に提供されている」とし「今回のブースターショット許容は現在利用可能なデータがコロナ19パンデミックの中でFDAの意思決定に影響を及ぼすことを示している」と説明した。
「コミナティ注(Comirnaty Inj.)」は先月23日、FDAから正式承認を受けている。