
[ソウル=ヘルスコリアニュース] ワクチン接種に対する賛否の議論が続いている中、「コロナ19」新規確定者の90%程度が未接種者であることが分かった。
これは、中央防疫対策本部がコロナ19ワクチンの効果を評価する目的で実施している「感染者の年代別予防接種力」の現状から明らかになった。
この現状を見ると、ここ2週間(2021年8月29日~9月11日)満18歳以上の確定者2万895人のうち89.8%は未接種群または不完全接種群で発生していたことが分かった。
特に、接種率が低い50代未満の全年齢群において、未接種群は全確定者の70%以上を占めた。 これはワクチン接種の効能を示すものだ。 また、若者の間でワクチンへの不信感が強いことを示している。
中央防疫対策本部は、予防接種による重症や死亡予防効果も分析した。
分析の結果、全体の重症化率は2.21%、年齢標準化重症化率は未接種群2.61%、一次接種群1.00%、接種完了群0.60%となり、重症予防効果76.9%と分析された。
全体致命率は0.28%、年齢標準化致命率は未接種群0.38%、1次接種群0.14%、接種完了群0.10%と確認され、死亡予防効果は74.1%と分析された。