[Healthkoreanews - 헬스코리아뉴스- ヘルスコリアニュース]韓国の大熊製薬が開発したボツリヌス·トキシン製剤「ナボタ」(製品名:Nabota/成分名:Clostridium Botulinum Toxin Type A)注射剤が男性型脱毛治療に効果的であることが分かった。
大熊製薬(チョン·スンホ代表取締役)は25日、ナボタの脱毛改善効果に関する研究者臨床の結果、このような効果が確認されたと発表した。
今回の研究は、男性型脱毛で、ボツリヌス·トキシンの効果や安全性を確認するために行われた。 研究チームは脱毛部位約20ヵ所に施術範囲を設定し、ナボタを4週間間隔で計6回投与した。 単回投与時の注射量は30ユニット(U)で24週間、計180ユニット(U)を投薬した。
その結果、治療前と比較して24週目に毛髪本数が統計的に有意に増加した。 研究者の目視評価(Physician's global assessment scale)においても脱毛が有意に改善されている。 薬物に関する深刻な異常事例は報告されていない.
檀国(タングク)大学のパク·ビョンチョル皮膚科教授は先行研究を通じて、「ナボタ」が毛包細胞における毛包の休止期の誘導及び脱毛を誘発する「TGF-β1」の分泌を抑制する効果があることを確認した。
パク·ビョンチョル教授は「ボツリヌス·トキシンの真皮毛包注射によって'TGF-β1'が抑制されたことにより、成長期の毛髪の期間が延長され、休止期の毛髪の脱落が抑制されて脱毛が減少することで、毛髪量が増加したものとみられる」とし「今回の研究は男性型脱毛にボツリヌス·トキシンが一つの治療法になることができるという根拠を設けたという点と、その治療メカニズムを科学的に分析したということに意味がある」と述べた。
朴・ソンス「大熊製薬ナボタ事業本部長」は「ナボタの男性型脱毛に対する臨床研究が権威ある国際学術誌に登録され、ナボタの差別化された競争力をさらに強化する契機になった」とし「気難しい米国、欧州、カナダなど先進国規制機関で認められた優秀な製品力を基に今後多様な研究を通じてグローバルブランドとしての地位を強固にしていく」と明らかにした。
パク·ビョンチョル教授研究チーム(檀国大学校基礎および臨床毛髪研究所)は現在、男性型脱毛患者に投与間隔を3ヵ月に増やし、1回の毛包注射時にナボタの用量を増量してより良い効果と便利な投与方法を確認する後期臨床2相研究を進めている。
研究結果はSCIジャーナルの米国皮膚科学会誌(Journal of the American Academy of Dermatology、JAAD)12月号に掲載される予定である。
大熊製薬は「ナボタ」の脱毛治療効果が最終的に確認された場合、米国、欧州、日本など世界各国で別途の脱毛治療剤として許可を受ける計画だ。
ちなみに、「ナボタ」は大熊製薬が2014年に韓国で発売したボツリヌス·トキシン製剤で、美容だけでなく痛みを和らげる医療用製品としても使用されている。 米国では「酒保」(Jeuveau)という名前で食品医薬局(FDA)の許可を受けて流通している。 韓国産ボツリヌス·トキシン製剤が米国市場に進出したのは、「ナボタ」が初めてである。
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