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セルトリオンのコロナ19 治療剤 レッキロナージュ「ソウル=ヘルスコリアニュース」 欧州医薬品庁(EMA, European Medicines Agency)は現地時間26日、セルトリオンが開発したコロナ19抗体治療剤「レッキロナージュ」(Regkirona Inj. レグダンビマップ:Regdanvimab)に対し、正式品目許可前の使用を勧告する意見を提示した。 これにより欧州諸国は正式許可前にEMAの使用勧告を基にレッキロナージュを使用できるようになった。EMAは今年3月初めから、EMA品目を許可する前にコロナ19治療剤の使用が急がれる欧州各国の防疫当局が、「同情的使用プログラム」(CompassionateUseProgram)などを通じてレクキローナ導入を決定できるよう専門意見を提示するための検討手続きに着手した。EMA傘下の薬物使用諮問委員会(CHMP)所属の専門家グループは、セルトリオンが提出した「レクキローナの品質、非臨床および臨床データ」を検討し、その結果、入院で進められる可能性の高い高危険群「コロナ19」患者を対象にレクキローナを投与する場合、重症発展比率を低め、入院比率を減らすことができると判断し、このような決定を下した。EMAは今回の国別使用勧告とは別に、2月24日から(現地時間)正式品目許可前に事前検討のための「ローリングレビュー」手続きを進めている。セルトリオンはレッキロナの迅速な品目許可のために「ローリングレビュー」に必要な品質及び製造工程管理、非臨床試験及び臨床試験データをEMAにすでに提出しており、CHMPはセルトリオンが提出した各種データを基に「レッキロナ」の効能と安全性などに対する評価を行っている。セルトリオンは、レクキロナの迅速なグローバル供給のため、既に欧州各国と事前協議を進めている。 今回の結果を基に、レクキローナのグローバル供給はさらに加速化するものと会社側は見ている。 セルトリオンは、米食品医薬品局(FDA)および経済協力開発機構(OECD)の主要規制機関とも、レッキロナの許可のための協議を進めている。セルトリオンはすでに昨年10万人分の治療剤の生産を完了しており、世界の需要に応じて年間150万-300万人分のレクキローナを追加生産し、即時供給するという計画だ。セルトリオン関係者は「EMAの使用勧告意見提示によりヨーロッパのコロナ19患者が早期にレクキローナの恩恵を受けられるよう個別国家と事前協議を円滑に進め、治療剤を迅速に供給するため最善を尽くす」と述べた。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-27 14:30

「ソウル=ヘルスコリアニュース」 膝関節炎でよく現われる膝の痛みと高コレステロール血症との相関関係が明らかになった。 これまで膝の痛みは明確な発病のメカニズムなどが明らかにされなかったが、今回の研究結果がベールに隠された関節炎の痛みの非手術的治療方法に手がかりを提供するものと期待される。延世(ヨンセ)大学セブランス病院整形外科のパク·グァンギュ教授、江南(カンナム)セブランス病院整形外科のチョ·ビョンウ教授の研究チームは、国民健康栄養調査データを利用し、60歳以上の韓国人を対象に膝の痛みと高コレステロール血症との相関関係を明らかにした。膝関節炎は老年層でとてもよく見られる疾患で、高齢化に伴って患者数も毎年増加している。 膝関節炎の様々な症状のうち、膝の痛みは関節炎患者たちが最も多く訴える症状だが、明確な様相とメカニズムは知られていない。 患者によって関節炎がひどくないため手術的治療が必要ないにもかかわらず、痛みによって日常生活が不可能でもあり、末期関節炎があってもそれほど不便なく日常生活が可能な場合もある。 (左から)延世(ヨンセ)大学セブランス病院整形外科のパク·グァンギュ教授、江南(カンナム)セブランス病院整形外科のチョ·ビョンウ教授。研究チームは2010年~2013年までの国民健康栄養調査データを利用して国内60歳以上推定対象者3552万4307人を対象に膝の痛みの有病率を調査し、各種代謝疾患(高コレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高中性脂肪血症、高血圧、糖尿、代謝症候群)と膝の痛みとの関連性を多変数順序型ロジスティック回帰分析を通じて調べてみた。国民健康栄養調査データによると、国内60歳以上推定対象者数3552万4307人のうち1063万836人(29.9%)が膝の痛みを訴えた。 特に、膝関節炎がある患者群(放射線学的関節炎等級2段階以上)2029万421人のうち811万9372人(40%)が膝の痛みを見せた。様々な代謝疾患の中では、膝関節炎がある60歳以上の韓国人で高コレステロール血症が膝の痛みと関連性(交差比1.24、95%信頼区間1.02-1.52)があることが分かった。 これは、高コレステロール血症のある患者は、高コレステロール血症のない患者に比べ、膝の痛みが発生する確率が24%増加することを意味する。 しかし、関節炎のない患者群(放射線学的関節炎等級2段階未満)では、いかなる代謝疾患も膝の痛みと関連性を見せなかった。 これらの結果は性別、年齢、体質量指数、居住地域、世帯所得、アルコール消費量、身体活動程度、教育水準などを補正したものだ。関節炎を持つ患者を高コレステロール血症の状態によって正常群、高コレステロール血症調節群、高コレステロール血症非調整群に分けて比較したとき、高コレステロール血症の診断を受けた患者は正常群に比べて高い水準の膝の痛みを見せた。 しかし、高コレステロール血症の調節如何は、膝の痛みの水準に影響を与えなかった。パク·グァンギュ教授は「動物研究と実験室研究などで骨関節炎が代謝症候群のような内科的代謝疾患と関連があるという多くの研究結果が明らかになっているが、実際の人を対象にした研究では代謝疾患と膝の痛みとの関連性について明確に明らかにされたことはない」とし「今回の研究で高コレステロール血症と膝の痛みとの関連性を知ることができた」と述べた。チョ·ビョンウ教授は「今回の研究結果は骨関節炎の痛みの本質を理解させ、関節炎の痛みに対する非手術的治療方法を見つけることができる新たな糸口になるものと期待される」と述べた。今回の研究結果は国際学術誌「臨床医学ジャーナル(Journal of Clinical Medicine、IF3.30)」の最新号に掲載された。 多変数順序型ロジスティック回帰分析の結果、関節炎のある群(OA Group)では、高コレステロール血症(Hypercholesterolemia)が膝の痛みと関連性(交差比1.24、95%信頼区間1.02-1.52)を示したが、関節炎のない群(Non-OA Group)では、いかなる代謝疾患も関連性を見せなかった。正常群では10点満点の痛みの評価で平均2.41±0.09点(左)を示し,高コレステロール血症調節群では2.96±0.20点(中央),高コレステロール血症非調整群では3.11±0.26点(右)と正常群より高い値を示した。 

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-24 09:55

[ソウル=ヘルスコリアニュース]  乳がん手術はがんの治療だけでなく、乳房を切除した後、胸の形を以前のように維持したり、新しく作る「再建」が重要な手術である。乳房を切除すれば外見に大きな変化が生じるが、外見の急激な変化は精神的衝撃と憂鬱感、そして大きな喪失感を抱かせる。 それだけでなく、節制された片方の胸によって体のバランスが崩れて脊椎が曲がったり変形する場合があり、乳房が節制された片方の腕と肩の動きが低下する問題が発生することもある。 美容的·心理的な問題はもちろん、日常生活と活動のためにも乳房再建手術は選択ではなく必須と言っても過言ではない。このような乳房再建手術は、大きく自己組織を利用する方法と組織拡張期及び乳房保形物を利用する方法に分けられる。 自家組織を利用した手術には、自分の腹肉(腹直筋皮弁)または背肉を移植する方法が主に行われ、このうち腹肉の腹直筋皮弁を利用した乳房再建手術は、安全性が検証された良い手術とされている。 しかし、手術過程の難易度が高く、組職を採取した腹部に脱腸や腹壁弱化などの合併症が発生する恐れがあるため、腹部の合併症を最小化することが何より重要だ。 (左から)盆唐(プンダン)ソウル大病院 形成外科のミョン・ユジン教授・チョン・ジェフン教授・ホ・チャンヨン教授プンダンソウル大学病院形成外科(ミョン·ユジン、チョン·ジェフン、ホ·チャンヨン教授)研究チームは、腹直筋皮弁(腹部の皮弁)を利用した乳房再建手術後の合併症発生率および危険要因を確認するための研究分析に乗り出した。まず研究のため、2006年から2019年までプンダンソウル大学病院で腹直筋皮弁を利用して乳房再建手術を受けた568人(平均48.7歳)の詳しいデータ、すなわち身長、体重、年齢、疾病歴、手術時に採取される腹壁筋膜の量、乳がん切除手術の種類、手術後の抗がんおよび放射線治療など計13のデータを機械学習(マシンラーニング)プログラミングで分析し、合併症に影響を及ぼす要因を把握した。分析の結果、患者の個別の危険度に応じて、手術後の合併症頻度が高いと26%(高危険群)、低いと1.7%(低危険群)まで大きな差を見せたが、特に手術時に採取される腹部皮弁組織の量を基準に37.5㎠以上であれば高危険群、その未満であれば低危険群に属するものという結果が出た。 さらに、普段患っている個人の病歴によって、合併症の危険度がさらに高まることも確認された。こうした結果について研究陣は「乳房再建手術に必要な腹部の肉を取り除くと腹部側に予期せぬ合併症が伴うことがあるが、これを予防するためには手術の途中で損傷を受ける腹部組織の量を最小限に抑える必要がある」とし、「これと共に手術前の患者の状態に対する評価、特に危険度が高かったり手術後の抗がん治療および放射線治療を控えていないかを調べながら、合併症早期予防のためのリハビリ治療を前もって行うことも重要だ」と説明した。今回の研究で注目する部分は、人工知能(AI)機械学習を通じて、乳房再建手術と関連して現れる合併症について分析したという点だ。 プンダンソウル大学病院·形成外科医療陣は、この10年以上の間、乳房再建手術の計画段階から手術後の管理による患者データ分析を通じ、合併症の危険度を減らせるシステムを考案してきた。研究を主導したミョン·ユジン教授は「機械学習を通じたデータ分析は以前まで可能でなかった情報とデータを提供することができ、これは再建手術領域でも同じである」とし「このような分析システムは患者にはより安全で合併症のない手術結果を与えることができ、医療陣には合併症の危険度を事前に測定·予想できるようにし、結果的に予後を向上させる根拠と情報を用意することができる」と述べた。今回の研究論文は国際学術誌「サイエンティフィック·レポート」3月号に掲載された。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-22 08:45

[ソウル=ヘルスコリアニュース]  世界初の好中球減少症治療剤が韓国で許可された。食品医薬品安全処は18日、韓美薬品が開発した好中球減少症治療新薬 「ロロンティス·フリーフィールド·シリンジーズ」(ROLONTIS Pre-fild Syringe Inj. 成分:エフラペ·グラスチーム, Aflapegrastim)を韓国で33番目に開発新薬として許可したと公式発表した。 好中球減少症は白血球のうち40~70%を占める好中球が異常に減少して感染に脆弱になる症状だ。「ロロンティス」は抗がん化学療法によって現れる好中球減少症の治療に用いられ、顆粒球集落刺激因子(G-CSF)受容体に結合して好中球生成を促進する。 G-CSF(Granulocyte colony stimulating factor)は骨髄を刺激して好中球生成を促進する受容体である。「ロロンティス」は組換え技術を利用して製造した人のG-CSF類似体に特定タンパク質を連結して薬効持続性を増加させた製品である。例えば、韓美薬品独自のプラットフォーム技術である「ラブスカバリー」が適用されたバイオ医薬品で、抗がん化学療法を受けるがん患者で発生する好中球減少症の治療または予防用途で投与される薬効持続型バイオ新薬だ。 韓美薬品が開発した世界初の好中球減少症治療剤「ロロンティス」(ROLONTIS)ロロンティスは、好中球減少症が発生した初期に乳がん患者643人を対象に行われた2つの臨床において、計4回の治療サイクルの間、競争薬物比DSN(DurationofSevereNeutropenia、重症好中球減少症の発現期間)の非劣等性及び優れた相対的危険度減少率等を立証した。韓美薬品は昨年5月8日、食品医薬品安全処に「ロロンティス」の国内許可申請書を提出している。韓美薬品はパートナー会社のスペクトル社とともに、ロロンティスの米国での販売許可手続きも進めており、ロロンティス製造施設の韓美薬品平沢バイオプラントに対する米FDAの「承認前実体調査」が5月中に行われる予定だ。好中球減少症治療剤の国内市場規模は800億ウォン台、グローバル市場は3兆ウォン台と推定される。韓美薬品のクォン·セチャン社長は「ロロンティスは韓美薬品独自のプラットフォーム技術である『ラボスカバリー』が適用されたバイオ新薬の中で初めて許可された有意義な製品だ。 韓国での世界初許可を皮切りに米国などでも許可を取得し、グローバル市場で成功する韓国の最初のバイオ新薬になるよう最善を尽くす」と述べた。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-18 17:59

ソウルにある東国製薬本社。「ソウル=ヘルスコリアニュース」 東国(トングク)製薬(権基範副会長)が肺炎治療剤として使われる抗生剤「テイコプラニン」(Teicoplanin)をコロナ19治療剤として開発する。 コロナ19(COVID-19)ウイルス増殖抑制能力を確認したことによるものだ。東国製薬は今年1月、新種感染病に対する先制的対応のレベルで高麗大学校世宗産学協力団及び高麗大学校薬学部と「テイコプラニンの抗コロナウイルス効能検証研究」契約を締結し、コロナ19抗ウイルス治療剤の開発のための各種研究を行ってきた。研究結果、最近ベロ(Vero)細胞株効能検索システムにおいて「テイコプラニン」が100μM以下の濃度においても細胞変病効果を遮断し、細胞毒性が現れないという事実を確認した。東国製薬側は「今回の細胞試験の結果、効能濃度と細胞毒性濃度の差が大きく、治療用量選択の幅が広くなった、低用量投与でコロナ軽症患者の症状緩和および治療はもちろん、高用量の重症患者治療まで効果があると期待している」と説明した。テイコプラニンはグライコペプチド系のスーパー抗生物質で、スーパーバクテリアと呼ばれる「メチシリン耐性ブドウ球菌」(MRSA)と「バンコマイシン耐性腸球菌」(VRE)を効果的に制圧する抗生物質だ。 特にVREに耐性を示す菌株に対する感受性が高く、腎毒性を含む副作用が少なく、まだ耐性が生じていない次世代抗生剤で、肺炎をはじめとする皮膚疾患·骨関節感染症·尿路感染などに使われる。東国製薬関係者はヘルスコリアニュースとの通話で、「『テイコプラニン』の効果的なコロナ19治療剤としての開発潜在力にもかかわらず、まだ国内外で体系的な非臨床、臨床研究が行われた事例がないため、各段階別に定められた手続きに従って迅速に実験を進める計画」とし、「4月に食品医薬品安全処に臨床試験計画書(IND)を提出する計画」と述べた。会社側は「テイコプラニン」の投与経路と用量範囲が既存の許可内容と同じで,安全性が確保されたため臨床試験期間も短縮されるものとみている。インド工科大(Indian Institute of Technology=IIT)の研究陣は最近、「テイコプラニン」がエイズ治療剤の「ロピナビル」、抗マラリア治療剤の「ハイドロキシクロロクイーン」より10-20倍以上コロナ19治療効果が高いと発表している。なお、イタリア研究グループは最近、集中治療センターの高齢重症患者を対象に「テイコプラニン」を投与した結果、4割でウイルスが完全に消滅し、二次細菌感染による合併症状の発現や副作用が報告された事例もなかったと発表している。東国製薬は「テイコプラニン」が既存のコロナ19治療剤と並行使用し、治療効果を高められると判断している。 「テイコプラニン」は既存の治療剤の作用機転と違い細胞感染に必須の「カテプシンL」(CathepsinL)の活性を特異的に阻害するためである。 すでに肺炎治療剤として使われているだけに、2次感染による肺炎症状の悪化を防止できるというメリットも期待できる。東国製薬関係者は「'テイコプラニン'はコロナウイルス系列のSARS、メルス、エボラウイルスに対しても抗ウイルス効能を持つと報告されたことがある」とし「テイコプラニンはコロナ19治療と2次感染まで防止できる治療剤という点で開発にかける期待が大きい。 動物効力試験の結果を迅速に確保し、国内臨床で有効性を立証する」と強調した。一方、東国製薬は「テイコプラニン」に対する完成医薬品の生産はもちろん、原料医薬品の生産のための発酵生産ラインを備えており、品質の優秀性が認められ2007年に日本PMDAの許可を受けた。 以後、11年3月にはジェネリック(複製薬)としては初めて欧州EDQM認証を取得した。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-18 12:51

ソウルにある大熊製薬本社。「ソウル=ヘルスコリアニュース」 大熊製薬の胃食道逆流疾患治療薬新薬「ペックスープラザン」(Fexuprazan)が中国最高の製薬会社を通じて輸出される。大熊製薬(チョン·スンホ代表)は18日、中国揚子江医薬グループ(Yangtze River Pharmaceutical Group)の子会社である上海ハイニ(Shanghai Haini)社とペックスープラザンに対してライセンスアウトおよび供給契約を締結したと発表した。 契約規模は韓国ウォン(約3800億ウォン)で、頭金(アップフロントフィー)68億ウォンと段階別マイルストーン136億ウォンなど204億ウォンの技術料が含まれている。今回の契約で上海ハイニ社が中国でペックスープラザンの臨床開発と許可を行った後、親会社の揚子江医薬グループで営業を担当する予定だ。 揚子江医薬グループは中国最高の製薬会社の一つで、「中国製薬工業ベスト100チャート」で数年間1位を獲得し、2019年のアイキュビア資料でも現地売上1位を記録した。大熊製薬側は上海ハイニ社が新薬開発をはじめ許可開発の経験が豊富で、中国市場で大規模な営業力を保有しているという点で「ペックスープラザン」を超大型ブロックバスターに育てるものと期待している。ペクスプラザンは、大熊製薬が独自開発した胃食道逆流疾患新薬で、胃壁から胃酸を分泌する陽性子ポンプを可逆的に遮断するメカニズムのP-CAB(Potassium-Competitive Acid Blocker、カリウム競争的胃酸分泌遮断剤)製剤だ。 中国の胃酸分泌抑制剤市場は約3兆5000億ウォン規模で、このうち最も売れている成分は年商7000億ウォン台のPPI(proton pumpinhibitors、プロトンポンプ抑制剤)系「オメプラゾール」(Omeprazole)だ。 ところが、ペクスプラザンは臨床を通じて「オメプラゾール」より速やかに症状が改善し、その効果が長く持続することを立証している。「ペックスープラザン」は投与初期から昼夜を問わず直ちに胸焼けを改善し、胃食道逆流疾患の非伝形的症状の一つである咳の症状も改善した。 特に症状が重い患者に投与したとき、比較群である「エソメプラゾール」(Esomeprazole)比3倍多い患者から胸焼けが改善する効果を確認した。大熊製薬のパク·ヒョンジングローバル事業本部長は「今回の契約は医薬品市場規模で世界2位の中国市場最高製薬会社までも'ペックスープラザン'の製品力を認めた証拠だ」とし「今回の契約は昨年メキシコとブラジルに続く快挙だ。 今回の大規模な契約締結を足がかりに米国、欧州、中東など世界中に市場を拡大していきたい」と述べた。上海ハイニ社のタン·パンペイ(Tan Pengfei)総経理は「ペックスープラザーンは非常に潜在力のある胃食道逆流疾患治療薬の新薬だ。 大熊製薬とともにこの重要な革新新薬を供給することで、多くの中国の患者が恩恵を受けることができたことを非常に誇りに思っている。 揚子江グループは商業的に最善を尽くし、ペックスープラザンを中国最高の胃食道逆流疾患治療剤の一つに育成する」と明らかにした。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-18 10:22

建国大学校病院消化器内科のキム·ジョンハン教授[ソウル=ヘルスコリアニュース]  C型肝炎治療剤が肝細胞がん腫(肝臓がん)患者にも効果的だという研究結果が出た。建国大学校病院消化器内科のキム·ジョンハン教授は2016-2018年、建国大学校病院でC型肝炎治療剤を投与された192人を対象に肝臓がん患者(24人)とそうでない患者(168人)に分けて治療剤の効果を分析した。その結果、治療剤を8~12週投薬し、その後12週までRNA陰性で維持される持続ウイルス反応(SVR12)頻度が肝臓癌患者群は91.7%、そうでない群97%で、両群どちらでも高い治療成功率を見せた。キム·ジョンハン教授は「C型肝炎の治療は90%以上の成功率を見せる治療剤の導入後パラダイムが変わり、これ以上治療をためらう必要がなくなった、肝臓がん患者における治療効果資料が不足していたが、今回の研究結果が肝臓がん患者においても積極的な治療を検討しなければならないという点を示唆する」と意義を明かした。C型肝炎はウイルス疾患で、消毒しなかった針や唾液などで感染する。 感染後約2~10週間、潜伏期を経るが、このうち60~80%が特に症状がないため、肝臓がんや肝硬変で進行してから病院を訪れる場合が多い。C型肝炎治療剤は経口型抗ウイルス治療剤(DAA、Direct-acting Antiviral Agents)で、2015年に発売され、現在すべてのC型肝炎ウイルス遺伝子型(1~6型)を治療できる薬が開発されている。今回の研究論文は2021年3月、大韓内科学会誌の英語版(KJIM)に掲載された。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-17 17:23

ソウルにある韓美薬品本社。[ソウル=ヘルスコリアニュース]  コロナ19パンデミックによる米公務員の旅行制限措置により暫定的に延期されていた韓米薬品の「ローロンティス」(ROLONTIS)製造施設に対する米国FDA(食品医薬品局)の実体調査が5月中に行われる。実態調査が進められるということは、承認が差し迫っていることを意味する。韓米薬品(代表取締役:クォン·セチャン、ウ·ジョンス)は17日「FDAから"ロロンティス"原液を生産する平沢バイオプラントに対する"承認前実地調査(pre-approvalinspection)"を5月中に実施するという通知を受けた」とし、FDAの実地調査を実施している事実を公式に確認した。韓米薬品パートナー社のスペクトラムも16日夜(韓国時間)、報道資料を通じてこのようなニュースを告知した。 ハンミ薬品の好中球減少症治療剤「ロロンティス」。「ロロンティス」は、韓美薬品独自のプラットフォーム技術である「ラップスカバリー」が適用されたバイオ医薬品で、抗がん化学療法を受ける癌患者に発生する好中球減少症の治療または予防用途で投与される薬効持続型新薬である。スペクトル·ジョータージョン(Joe Turgeon)社長は「FDAの"ロロンティス"製造施設の実体調査の日程が確定し、非常に嬉しく思う」とし「今回のFDA実体調査はロロンティスの米国承認のための最後の段階になる」と述べた。韓米薬品クォン·セチャン代表取締役社長は「コロナ19に延期になった"ローロンティス"生産工場に対するFDA実態調査の日程が確定して嬉しい」とし「実態調査の準備に万全を期し、米国で早く市販許可を獲得し、続いて世界市場で成功する韓国初のバイオ新薬になるよう最善を尽くす」と述べた。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-17 10:16

ソウルにある 東亜エスティー社屋[ソウル=ヘルスコリアニュース] 東亜エスティー(Dong-AST)は12日、米製薬会社ニューロボ·ファーマシューティカルズ(NeuroBo Pharmaceuticals)の筆頭株主である(株)イーアンドインベストメント(E&Investment)とニューロボの議決権を東亜エスティーに委任する契約を締結したと発表した。今回の議決権委任契約で、東亜エスティは保有しているニューロボの持分約13%の議決権と、イーアンドインベストメントから委任を受けた持分約33%の議決権で、パートナー会社のニューロボの経営権を確保する計画だ。東アジアSTは今回の経営権確保を通じて、イーアンドインベストメントと共にニューロボの体質を改善し、米ボストンに位置する地理的利点とナスダック上場会社としての資金調達が容易な長所を土台に、グローバルR&D前進基地として活用する計画だ。ボストンはグローバル製薬会社の研究開発センター、マサチューセッツ工科大学(MIT)やハーバード大学など主要大学、ベンチャー企業などが密集しており、製薬·バイオ企業のグローバル市場進出の前哨基地として挙げられる。これに先立ち、東亜エスティは18年、ニューロボエ天然物医薬品、糖尿病性神経症治療剤DA-9801のライセンスアウトと退行性神経疾患治療剤DA-9803の譲渡契約の見返りに、持分の29%を確保した。 ニューロボが2019年12月に米ナスダックに上場し、現在は約13%の株式を保有している。イーアンド·インベストメントは、イーアンド·ヘルスケア投資組合2号、イーアンド·ヘルスケア投資組合6号、イーアンド·ヘルスケア投資組合7号を通じて、ニューロボの持分約33%を保有する筆頭株主だ。 イーアンドインベストメントとは、私募ファンドやベンチャー投資、成長金融(Growth Capital)、企業買収投資など、ファンド中心のベンチャーキャピタルだ。ニューロボ·ファーマシューティカルズは神経科学基盤の天然物医薬品開発を目的に設立されたナスダック上場会社だ。同関係者は「今回の議決権委任契約で米国内にあるR&D前進基地を確保することになった」とし「同事業がグローバル製薬会社に跳躍するに当たり、ニューロボが本来の役割を果たせるよう、イーアンドインベストメントと緊密が協力していきたい」と話した。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-14 15:18

[ソウル=ヘルスコリアニュース] 保健福祉部は公共医療に使命感を持って働きたい公衆保健奨学生を募集する。今年は医科大学生(医専院生)はもちろん、看護大学生まで公衆保健奨学生として選抜され、選抜規模は医科大学生(医専院生)11名、看護大学生20名となっている。全国に在学中の医科大学生(医専院生)および看護大学生であれば、誰でも申請可能で、申請期間は3月15日(月)から3月31日(水)までである。今年の奨学生を選抜する広域地方自治体は▴医科大学生(医専院生)は京畿道、江原、忠北、忠南、慶北、慶南、全北など7つの地域で、▴看護大学生は釜山、京畿道、江原、忠北、忠南、慶北、全北、全南など8つの地域だ。今回の奨学生選抜には医学部生、看護大学生なら誰でも志願できる。 ただし、上記奨学生を選抜する広域自治体以外の地域では勤務することができない。奨学生の選抜を希望する学生は、2019年に奨学生を選抜する自治体のうち1ヶ所を定め、①公衆保健奨学生志願書、②学業計画書、③成績証明書、④高校卒業証明書を学校行政室に提出する。勤務を希望する地域の高校を卒業し、同じ地域の大学で卒業予定の場合、加算点を10点付与する。 例えば、慶南地域の勤務を希望する申請者が慶南地域の高校を卒業し、慶南地域の大学を卒業する予定の場合、加算点10点を与える。学校行政室に提出された書類は医科大学長(医学専門大学院長)および看護大学長の推薦後、勤務を希望する広域自治体に提出され、保健福祉部は提出された書類を土台に大学教授などで構成された選抜委員会を通じて最終奨学生を選抜する。奨学生に選ばれた学生には▴医科大学生(医専院生)年間2040万ウォン、▴看護大学生年間1640万ウォンの奨学金を支給する予定だ。 奨学生は卒業後、奨学金を受けた期間だけ地方医療院など公共病院に勤めなければならない。ただし、奨学金の支給期間が1年だとしても、公共病院での勤務期間は2年だ。福祉部は選ばれた奨学生を対象に、夏休みなどを利用し、公共医療分野についての理解を深める講義や実習教育などを提供し、先輩との対話、指導(メンタリング)なども行う予定だ。公衆保健奨学生の選抜に関する詳細は、保健福祉部公共医療課(044-202-2539)と国立中央医療院公共保健医療支援センター(02-6362-3733)で確認するか、3月16日(火)~3月27日(土)の間に行われるオンライン説明会及び国立中央医療院公共保健医療支援センターユーチューブ(https://youtu.be/rTrapfcMtfU)でも確認することができる。

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-14 14:37

嘉泉大学医学部 カン·ドンウ教授[ソウル/ヘルスコリアニュース] 血液中の免疫反応誘発たんぱく質をナノ粒子に付着すると、たんぱく質の構造がひどく歪み、免疫反応が活性化するという新しい研究結果が出た。嘉泉大学医学部のカン·ドンウ教授の研究チームは、別途の薬物投与なしでもナノコロナだけで毒性反応なしに特定免疫細胞の活性化が可能だという内容の研究結果を国際学術誌「アドバンスドサイエンス」3月1日付に発表した。ナノコロナはナノ物質と血漿タンパク質が反応して形成され、タンパク質コロナはナノ物質を血液に注入した時、多くの血液タンパク質がナノ物質に吸着して形成される。ナノコロナの場合、どのような要素によって免疫反応が発生するかの定義が明確ではなく、臨床的応用が困難であった。研究チームは、ナノ物質であるナノチューブとタンパク質「コロナ」を人為的に結合させて構造的変化を分析し、免疫反応に及ぼす影響を確認した。血液中でナノ物質と反応するタンパク質は、アルブミン、免疫グロブリン、プロテアーゼ、アルファ糖タンパク質、脂肪タンパク質、フィブリノゼン、ビトロネクチンなど非常に多様な種類があることが知られている。研究チームは、これらたんぱく質のうち免疫反応と関連のある免疫グロブリン、アルファ糖たんぱく質をナノ物質に人為的に反応させた時、たんぱく質の構造がひどく歪む現象(ConformationalChanges)を発見した。 免疫反応と無関係なフィブリノゼン、ビトロネクチンをナノ物質に人為的に結合した時は、タンパク質の構造変化が全く起こらなかった。人為的に合成されたナノコロナと免疫細胞を反応させた時、構造がひどく歪んだナノコロナに対しては免疫細胞の反応が非常に活発だったが、構造の変化がないナノコロナの場合、免疫細胞の反応が全くなかった。それだけでなく、人為的に形成したナノ-コロナをネズミに注入させた時、構造が激しく変化したナノ-コロナは先天免疫反応を上げるだけでなく、2週間後にT細胞の活性及びB細胞の抗体も共に増加させた。 一方、構造の変化のないナノ-コロナはいかなる免疫反応も誘導しなかった。研究チームは「タンパク質構造が激しく変化したナノコロナを利用すれば好中球、自然殺害細胞(NK細胞)、細胞毒性T細胞(cytotoxicity T細胞)の増加が可能だ」とし「だけでなく、これは先天および適応免疫の向上を利用した抗がん免疫治療およびウイルスワクチン開発にも活用できる」と説明した。今回の研究は科学技術情報通信部と韓国研究財団が推進するバイオ医療技術開発および中堅研究支援事業の一環として行われた。 先天·適応免疫反応を誘導するナノコロナナノチューブを取り囲んだ血漿タンパク質の構造が歪んだナノ-タンパク質コロナ(オレンジ色リボン)は、先天的かつ適応免疫反応と多様な炎症性抗体を誘導する。 一方、構造が変化していないナノタンパク質コロナ(緑リボン)は免疫反応を全く起こさない。 

日本語版 | ヘルスコリアニュース | 2021-03-14 14:16

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