[ソウル=ヘルスコリアニュース] アラガン(Allergan)社のCEOを歴任したグローバル製薬バイオ専門家「ブレント·ソンダース」(1970年生まれ)が韓国企業であるヒューゼル(Hugel)を率いる。
ヒューゼル(代表執行役員ソン·ジフン)は19日に開かれた理事会で「ボトックス」(Botox)で有名なアラガン(Allergan、現アブビー·Abvie)社の元最高経営者(CEO)であり会長職を歴任した「ブレント·ソンダース」(BrentLSaunders)を理事に選任するための臨時株主総会を招集することにしたと明らかにした。
6月29日、臨時株主総会を通じて「ブレント·ソンダス」をその他の非常務理事に選任した後、理事会議長に選出しヒューゼル理事会を率いるようにするという計画だ。
取締役候補に推薦された「ブレント·ソンダース」は製薬·バイオおよびヘルスケア産業で約25年間の経験を積んできた専門家として、世界有数企業の主要役員職を歴任してきた。 特に2015年から2020年まで世界1位のメディカルエステ企業であるアラガン(現アブビー)の代表取締役および会長を務め、ボツリヌストキシン(BotulinumToxin)製剤「ボトックス」、フィラー(Filler)ブランド「ジュビダム」(Juvederm)などグローバル市場を先導するメディカルエステ製品ポートフォリオをリードし、2020年にアブビーと630億ドル規模のM&A(買収合併)を成功させた人物だ。
彼はアラガンの他にも▲シェリングプラウ(Schering-Plough)のグローバルコンシューマー部門社長をはじめ、▲グローバル目の健康専門企業バシュロム(Bausch&Lomb)の取締役会議長およびCEO▲米国の製薬会社フォレストラボラトリーズ(ForestLabotories)会長職を経て、現在▲ベスパーヘルス(VesperHealth)のCEOを歴任するなどグローバル製薬および医療美容産業での幅広い経験を積んできた。
ブレント·ソンダースの理事会迎え入れでヒューゼルの世界市場進出に弾みがつくか注目される。 ヒューゼルが備えたボツリヌストキシン製剤「ボツレックス」とフィラーブランド「ザ·チェウム」および「バイリズン」の優秀な製品力にグローバルトキシン·フィラー産業の代表的人物である「ブレント·ソンダス」の豊富な経験と成功ノウハウが出会い、シナジー効果を出せるかが関心事だ。
ブレント·ソンダースは「ヒューゼルとCBC、GSが共にする世界的なチームにメディカルエステグローバル先導企業への成長を加速化するために合流することになることをうれしく思う」として「優秀な品質、顧客密着型営業とマーケティング、持続的なR&Dのために努力しているヒューゼルの未来が期待される」と感想を伝えた。
ヒューゼル関係者は「ブレント·ソンダースはグローバルメディカルエステ産業で独歩的な成果を引き出した人物として知られている」として「中国、ヨーロッパなど主要海外市場で承認を得て世界市場に跳躍しているヒューゼルの努力に加え、ブレント·ソンダースの専門性とグローバル経験は大きな支援になるだろう」と明らかにした。
GSグループと共にヒューゼルを買収したCBCグループのマイケル·ギョン代表も「4月29日に買収作業を終えたアフロディーテコンソーシアムはヒューゼルのグローバル成長潜在力に対する確信を持っている」として「この間、CBCが多様なポートフォリオ会社に最高のグローバルヘルスケア専門力量の補完を通じて成長を支援したように今回のブレント·ソンダース迎え入れを通じてグローバル進出のためのヒューゼルの努力をより一層強固に後押しできるだろう」と明らかにした。