[ソウル=ヘルスコリアニュース] アイルランドの保健当局はヒューゼルのボツリヌストキシン(botulinum)製剤の現地市販を許可した.
ヒュージェル(代表執行役員ソン·ジフン)は現地時間の25日にアイルランド健康製品規制庁(HPRA, Health Products Regulatory Authority)から眉間シワを適応症とする自社ボツリヌストキシン製剤「ボツレックス(Botulax, 輸出名:レティボ)」50Unit(ユニット)に対する市販許可を受けたと発表した。
これでヒューゼルはアイルランドをはじめ、現在フランス、オーストリア、英国、ルーマニアまで欧州5ヵ国で自社製品の品目許可を獲得した。
ヒューゼルは年内に当該国を含めた主要11カ国とその他スイス、ベルギーなど「Tier2」に当たる13カ国まで計24カ国の承認許可および現地市場進出を完了するという方針だ。
これに先立って、ヒュージェルは年内に世界美容用ボツリヌストキシン市場の80%を占めている中国、欧州、米国の3大市場への進出意志を明らかにしたことがある。 その一環として、今年1月に欧州医薬品安全管理機構(HMA)から品目許可承認勧告を受け、23日に欧州市場に向けて初めて輸出した。
これにて, ヒューゼルは昨年2月、現地でのローンチングを成功裏に終えた中国に続き、もう一度、国内トキシン企業としては初めて、欧州現地市場への進出の扉を開くことになった。
ヒューゼル関係者は28日、ヘルスコリアニュースとの電話インタビューで「今年1月のHMAの品目許可意見の受領に続き、国別品目許可獲得及び待望の初船積みまで5000億ウォンの欧州市場制覇のための全ての過程が順調に進んでいる」とし「今年24カ国進出に続き、来年にはTier3に該当する12カ国進出をすべて完了し、計36カ国の欧州国家で韓国在来企業ヒューゼルの底力を見せる」と述べた。
一方、ヒューゼルは2019年にオーストリアのメディカルエステ製薬会社「ローマ」とともにヨーロッパ市場進出のためのポーランド、ドイツ臨床(Bless1,2)に突入、2020年6月にヨーロッパ主要11カ国に対する品目許可申請書を提出した。